先に結論から
- 空き家等相談窓口は03-3605-1222(月〜金9〜17時、最長60分)。区の担当は住環境整備課 企画管理係(03-5654-8352)
- 空き家適正管理助成:見回りや通風・換気の管理を事業者に委託する費用の2分の1、年度あたり2万円まで、最長24か月。管理委託の助成を受けた人は、庭木のせん定費用の2分の1(上限1万円)も1回受けられる。特定空家等に認定された建物は対象外
- 専門家の無料派遣は、同じ建物・同じ人につき2回まで、1回2時間程度。申請から派遣の可否の通知まで3週間程度
- 確認書は1週間程度。2026年3月から添付書類の写しが使える
葛飾区に実家がある人には、空き家の見回りなどの管理を頼む費用の助成と、専門家の無料派遣があります。遠くの実家の管理を、事業者に頼むときに使える助成です。
区の公式ページで確かめました(確認日 2026-11-04)。助成や派遣のページは、更新日が古い(2020〜2022年)ものがあるので、申し込む前に区に確かめてください。
相談の窓口
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 葛飾区空き家等相談窓口 | 電話 03-3605-1222(相談は最長60分)、月〜金の9時〜17時(土日祝・年末年始を除く)、メール katsushika.akiyasoudan@gmail.com。内容によっては対面を提案されることがある(区のページ、2023年4月1日更新) |
| 相談できること | 空き家をどうするか、相続・税金・法律、修繕、活用(マッチング)、近所の空き家の困りごと |
| 区の担当 | 都市整備部 住環境整備課 企画管理係(区役所3階307番窓口、〒124-8555 立石5-13-1)、03-5654-8352、FAX 03-3697-1660 |
| 区役所の代表 | 03-3695-1111。開庁は月〜金の8時30分〜17時。水曜は一部の業務が19時30分まで、毎月1回の日曜は一部の業務が9〜12時 |
助成:空き家適正管理助成制度
区のページ(2022年7月14日更新)によると、次の2つがあります。
| 助成 | 中身 |
|---|---|
| 管理委託助成 | 空き家の見回りや通風・換気などの管理を事業者等に委託する費用の2分の1、年度あたり2万円まで。その空き家で初めて受けるときに限る。初回の申請月以降、最長24か月 |
| 樹木せん定助成 | 管理委託助成を受けている人だけ。周辺に悪影響を及ぼす樹木のせん定の費用の2分の1、上限1万円。管理委託助成の期間内に1回限り |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象の人 | 区内の空き家(戸建てか共同住宅)の所有者・管理者・法定相続人。法人を除く |
| 対象外 | 倉庫・物置・社宅。特定空家等に認定された建物 |
| 受付期間 | 区のページに記載なし。事前相談で確かめる |
| 流れ | ①事前相談(住環境整備課)②申請(持参か郵送。交付申請書、案内図、管理委託契約書、所有者を確認できる書類、写真台帳、本人確認書類など)③交付決定通知 ④実績報告(管理や領収書、写真台帳)⑤金額確定通知 ⑥請求書の提出 ⑦振込(申請者と同じ名義の口座) |
| 注意 | 適切な管理がされていないと判断されると、是正を求められることがある。実績報告の期限は、完了後1か月以内 |
遠方の実家で、月に1回見回りを頼むなら、費用の半分(年2万円まで)が戻る形です。頼む先の選び方は管理を頼む先の選び方、草木は草刈り・庭木の手入れを頼む先に書いています。契約する前に、区に事前相談をしてください。
専門家の無料派遣
区のページ(2020年12月12日更新)によると、
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 区内に空き家を持つ人・管理する人、所有者の法定相続人、これから空き家になりそうな建物を持つ人。法人を除く |
| 相談の内容 | 空き家の相続、利活用の調査や建築、売買・賃貸、登記・敷地の境界、遺言書・遺産分割協議書 |
| 回数・時間 | 同じ建物・同じ派遣対象者につき2回まで。1回2時間程度。区内に派遣 |
| 費用 | 無料 |
| 流れ | 事前相談 → 申請書と書類(案内図、所有者を確認できる書類、本人確認書類)を持参か郵送。申請から派遣の可否の通知まで3週間程度 |
派遣する専門家の職種は、区のページに書かれていません。ほかに、区のページには「空き家マッチング制度」と「空き家を壊す・建替える」の案内もあります(今回は中身まで確かめていません)。
相続した空き家を売るとき:被相続人居住用家屋等確認書
相続した空き家を売ると、譲渡所得から最高3,000万円を引ける特例があります(3,000万円控除)。特例を受けるには、葛飾区内の家屋なら葛飾区が交付する確認書を、確定申告に出します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口 | 住環境整備課 企画管理係(区役所新館3階)。持参するなら、事前に電話(03-5654-8529)。郵送でも提出できる |
| 日数 | 1週間程度。当日の発行はできない |
| 郵送で受け取る | 切手を貼った返信用封筒(住所・氏名を書いたもの)を一緒に出す |
| 手数料・期限 | 区のページに記載なし |
| 相続人が複数 | 申請者ごとに申請書と添付書類を出す。提出書類は返却されない |
| 2026年3月からの変更 | 国土交通省の事務連絡(2026年3月27日付)で、従来は原則コピー不可だった登記事項証明書などの書類も、写し(コピー)で出せるようになった。不鮮明なときは原本の提示を求められる |
必要書類は、被相続人の住民票の除票、相続人の住民票、売買契約書の写し、相続人の数を明らかにする登記事項証明書など、電気・水道・ガスの使用中止日が分かる書類(または、空き家と表示した広告の証明)です。2024年1月1日から2027年12月31日までの譲渡の書類区分は、区のページに、様式1-1〜1-3ごとに書かれています。確認書は特例の適用を約束するものではありません。可否は税務署に確かめます。
実家が遠い人が、先にすること
- 空き家等相談窓口(03-3605-1222)に電話して、実家の状況を伝える
- 管理を頼むなら、契約の前に、住環境整備課(03-5654-8352)に助成の事前相談をする
- 名義が親のままなら、相続登記を進める。期限は期限カレンダーで
- 売る・貸す・解体するの比べは、4つの道を比べる
よく聞かれること
- 葛飾区の空き家の相談は、どこにすればいいですか?
- 葛飾区空き家等相談窓口(03-3605-1222、平日9〜17時)です。区の担当は住環境整備課 企画管理係(03-5654-8352)です。
- 空き家の見回りを業者に頼む費用に、助成はありますか?
- あります。管理委託費用の2分の1、年度あたり2万円までで、最長24か月です。契約の前に、事前相談をしてください。
- 相続したばかりで、まだ名義が親のままです。助成は使えますか?
- 対象は、所有者・管理者・法定相続人です。法定相続人も対象に入っています。
- 葛飾区に、空き家を壊す補助はありますか?
- 今回は、区の「空き家を壊す・建替える」のページまで確かめていません。住環境整備課に確かめてください。
出典
確認日は 2026-11-04 です。