実家のこれから / コラム / 比べて決める

遠くに住む子どもが相談しやすい、市の空き家の窓口を比べる(夜・ネット・メール・Zoom・市民だけか)

実家の空き家を、離れて住む子どもが相談するときに使いやすい窓口を、受付の時間、ネット・メール・オンラインで受けるか、市民でないと使えないかで比べました。市の公式ページで確かめた内容です。

先に結論から

  • 平日の昼に電話しなくても始められる窓口がある(横浜市は電話が夜7時まで・ネットでも受付、鎌倉市はメール、船橋市はオンライン申請、流山市の相談会は Zoom でも参加できる)
  • 「家が市内にあれば、子どもが市外に住んでいても使える」と書いている市(所沢市)と、「相談者が市民」を条件にしている窓口(さいたま市、藤沢市の市民相談室)がある
  • 日野市は、市が不動産会社の提案を集めて郵送してくれるので、現地に行かずに比べられる

実家の空き家のことを、遠くに住む子どもが相談するとき、壁になるのは平日の昼に電話しなければならないことと、市民でないと使えない窓口があることです。このページは、「市区町村から探す」で調べた市町のうち、離れて住む人の使いやすさに関わることが市のページに書かれているものを比べました。

平日の昼に電話しなくても始められる窓口

市できること
横浜市「空家のこれから相談窓口」は電話の受付が10時〜19時。専用サイトのフォームでも受け付け、相談はメールなどでも対応
鎌倉市空き家の相談をメールで受け付ける(akiya@city.kamakura.kanagawa.jp)
船橋市空家相談をオンライン(スマート申請)で申し込める。内容に合った専門家団体から連絡が来る
流山市住み替え相談会に Zoom でも参加できる
杉並区利活用相談窓口にメール(suginami-akiya@hosoda.co.jp)や専用フォームで申し込める
大田区空家総合相談会が年1回、日曜日にも開かれる(2026年は11月29日)
練馬区無料空き家なんでも相談会は予約がいらない(平日の午前)
世田谷区「せたがや家の終活ナビ」で、片づけ・解体などの業者とのやりとりをアドバイザーが代行する
日野市市が地元の不動産会社から最大5つの提案を集め、手取りの比べを郵送してくれる
さいたま市7つの窓口の中に、日曜以外の9時〜17時に受ける窓口や、第2金曜に弁護士・税理士が対応する窓口がある(ただし下の条件に注意)
狭山市不動産団体の窓口の1つは、水曜以外の毎日9時〜18時に受け付ける

市民でなくても使えるか

市・窓口市のページの書き方
所沢市 のワンストップ相談空き家の持ち主か相続する予定の人で、「所沢市民、または空き家の所在地が所沢市内にある方」 → 子どもが市外でも、家が市内なら使える
狭山市 のワンストップ相談「狭山市民の方、または市内に空き家を所有している方・相続予定の方」 → 同じく使える
八王子市 の住まカツ「八王子市内に物件をお持ちの方」 → 使える
町田市 の専門家の無料相談「町田市内に家屋を所有する方」。空き家でなく、親が住んでいる家でも使える
川崎市 のすまいの相談窓口「市内の空家を所有する本人またはその家族等」 → 家族も使える
杉並区 の利活用相談窓口対象に「親族や代理人」を含む → 子どもも使える
さいたま市 のワンストップ相談条件に「相談者がさいたま市民であること」 → 市外の子どもだけでは使えない場合がある。親と一緒に相談するか、窓口に先に聞く
藤沢市 の市民相談室の不動産・空家相談「本市在住の方」が対象 → 市外に住む人は、住まい暮らし政策課か、相談会を使う

親が元気なうちから相談できる窓口

よく聞かれること

実家が遠くにあって、平日の昼に電話できません。どうすればいいですか?
横浜市(電話は夜7時まで・ネットでも受付)、鎌倉市(メール)、船橋市(オンライン申請)のように、平日の昼に電話しなくても始められる窓口があります。実家のある市のページで確かめてください。
自分は市外に住んでいます。実家のある市の窓口で相談できますか?
多くの窓口は、家が市内にあれば使えます(所沢市・狭山市・八王子市など)。ただし、さいたま市のワンストップ相談のように「相談者が市民」を条件にしている窓口もあります。

出典

それぞれの市のページに、市の公式ページへのリンクと確認日(2026-11-01)を載せています。